20級〜13級は1桁で繰り上がりなし。12級と11級は2桁の数を繰り上がりなしで計算します。
- 20級1桁3口・5秒
- 19級1桁3口・5秒
- 18級1桁5口・7秒
- 17級1桁8口・10秒
- 16級1桁10口・12秒
- 15級1桁12口・15秒
- 14級1桁15口・15秒
- 13級1桁20口・15秒
- 12級2桁10口・10秒
- 11級2桁15口・15秒
フラッシュ暗算検定は、画面に1つずつ表示される数を頭の中でたしていく力を、級や段位で認定する検定です。このページでは、日本フラッシュ暗算検定協会が公表している20級〜二十段の基準と、ほかの団体の検定、合格・準合格のしくみをまとめました。Kani Mathでは、この基準を参考にした練習用の級・段位を用意しています。どのレベルもブラウザで無料で練習できます。
2026年9月23日に、各団体の公式ページで内容を確認しました。
グループごとにページがあり、いちばん上で練習問題を始められます。各ページには級・段位の一覧表、レベルごとの見本問題、練習のポイントをまとめました。下の一覧では、各レベルの桁数・口数・秒数を確認できます。
20級〜13級は1桁で繰り上がりなし。12級と11級は2桁の数を繰り上がりなしで計算します。
2桁で繰り上がりあり。10級の2口から1級の15口まで。
初段は2桁、二段からは3桁。十段では15口を3秒で計算します。
3桁の数を同じ口数で、段が上がるごとに短い秒数で。二十段は1.5秒です。
40段階の中から好きなレベルを選んで始めてください。1回の練習は10問で、数が表示されたあとに答えを入力します。答えを入力する時間に制限はありません。終わると得点と合格・準合格の判定が表示され、間違えた問題は表示された数と正解を並べて確認できます。
20級1桁3口・5秒
フラッシュ暗算は、パソコンやタブレットの画面に次々と表示される数を、そろばんなどの道具を使わずに暗算で計算する種目です。全国珠算教育連盟が運営する日本そろばん資料館の用語集でも、このように説明されています。そろばん学習では、頭の中にそろばんを思い浮かべ、数が表示されるたびに珠を動かして答えを保っていきます。検定で問われるのは答えだけです。
フラッシュ暗算検定は、この力を級や段位で認定します。レベルごとに、表示される数の桁数、1問あたりの口数、全部の数が表示されるまでの秒数が決まっています。問題用紙に印刷された問題を解く筆記の暗算検定とは別の検定で、日本珠算連盟・全国珠算教育連盟のどちらの暗算検定にも、フラッシュ暗算は含まれていません。
このページで取り上げる級・段位は、一般社団法人日本フラッシュ暗算検定協会(以下「検定協会」)がネット検定で公表している、20級から二十段までの40段階です。Kani Mathは検定協会とは関係がなく、検定も実施していません。この基準を参考にした練習用の級・段位を用意し、どのレベルでも1回10問の練習問題を、同じ合格・準合格の基準で採点できるようにしています。
フラッシュ暗算検定は、複数の団体がそれぞれの基準で実施しています。検定協会は、20級から二十段までのネット検定を実施し、レベルごとの桁数・口数・秒数を公表しています。1回の検定は10問です。検定協会の検定試験は、2023年2月1日から文部科学省の後援を受けています。
公益社団法人全国珠算教育連盟(全珠連)も、20級〜1級と初段〜十段のフラッシュ暗算検定を実施しています。どのレベルも1問10点の問題が15問で、100点以上で合格です。30問で行う段位の一斉試験では、初段が100点で、以降20点ごとに1段ずつ上がり、十段は280点以上です。全珠連はレベルごとの桁数や表示の速さを公表していません。
一般社団法人日本珠算連盟(日珠連)のフラッシュ暗算検定は、2026年4月1日から検定協会と連携して実施されています。このほか、公益社団法人全国珠算学校連盟もフラッシュ暗算検定試験を実施していますが、資料は会員専用ページに掲載されており、内容は公開されていません。
名前のよく似た一般社団法人日本フラッシュ暗算協会は、フラッシュ暗算の記録の一覧を公開している団体です。検定協会とは別の団体で、このページで紹介しているネット検定を実施している団体ではありません。
Kaniの練習用の級・段位は、検定協会の基準と同じ40段階を同じ順番で並べています。各レベルは桁数・口数・秒数で決まり、1口あたりの表示時間は、秒数を口数で割ったものです。難しさは一直線に上がるわけではありません。10級では繰り上がりが始まるため口数が2口に減り、二段では数が3桁になるため秒数が4秒に戻ります。
40段階のうち18段階は、検定協会のページに掲載されている数値と一致することを確認しています。どのレベルが該当するかは、各グループのページの一覧表の注記に記載しています。
残りの22段階は、Kaniの練習用設定です。検定協会の基準にもこれらのレベルはありますが、数値を検定協会のページで確認できていないため、Kaniが使っている口数と秒数を載せています。該当するレベルは一覧表の注記に記載しています。なお17級〜14級は、1桁で繰り上がりなしであることは検定協会の表で確認できています。Kaniの設定なのは口数と秒数だけです。
最初の20級〜18級については、ネット検定の表には秒数の記載がなく、検定協会の学校向けページでは5秒・5秒・7秒とされています。フラッシュ暗算には表示の速さが必要なため、Kaniでは学校向けページの秒数を使っています。ネット検定の表では、この3つのレベルに「イメージ」「繰り上がりなし」と書かれています。
問題の数そのものもKaniが作っています。検定協会は問題を公開していないため、Kaniの練習問題はレベルの設定に合わせてその都度作成しています。11級までは繰り上がりなし、10級からはたし算のみ、といった出題のルールは、Kaniが基準から読み取ったものです。詳しくは各グループのページで説明しています。
検定協会の検定は1回10問です。70点(10問中7問正解)以上で合格、50〜60点で準合格、40点以下は不合格です。合格すると合格証が発行されます。PDFの合格証は無料で、郵送を希望する場合は手数料800円がかかります。
初回の受験で準合格または不合格だった場合は、14日以内に同じ級・段位を1回だけ無料で再受験できます。準合格のときも受け直すのは同じレベルで、たとえば1級で準合格なら、初段ではなく1級をもう一度受けます。
検定協会のネット検定では、飛び級はできません。
Kaniの練習問題では、合格・準合格の基準はそのままにし、それ以外のルールは設けていません。どのレベルでもいつでも選べ、次に受けるまでの待ち時間もありません。合格しても表示されるのは結果画面で、合格証は発行しません。Kaniの結果はあくまで練習の記録で、級や段位の認定ではありません。
レベルの秒数を口数で等分し、画面の1コマ(フレーム)単位で表示時間を管理します。数と数のあいだには短い空白をはさむので、同じ数が続いても1つに見えることはありません。画面のコマ落ちで表示が短くなったり、途中でページが隠れたりした問題は、新しい問題に差し替え、結果画面でお知らせします。
選んだレベルの桁数と口数、そのグループの繰り上がりやたし算のルールに合わせて問題を作ります。始めるたびに新しい10問を用意し、1回の中で同じ問題が重ならないようにしています。
1問10点で、70点以上が合格、50〜60点が準合格です。答えの入力欄は最後の数のあとに表示され、入力に時間制限はありません。間違えた問題は、表示された数と正解を並べて確認できます。
九段からは1秒間に3回を超える速さで数が切り替わるため、始める前に注意を表示します。十二段からは1つの数の表示が0.18秒未満になるので、チェックを入れてから始める形にしています。
3桁15口のフラッシュ暗算のギネス世界記録は1.61秒です。2024年2月18日、東京・中野で開かれた第72回のそろばん大会で樹立されました。
これは競技大会での記録で、級や段位の基準ではありません。検定協会の基準では、二十段は3桁15口を1.5秒で、数字だけを見ると世界記録より速く見えます。しかし、検定は10問中7問の正解で合格するネット検定で、記録は競技大会のルールのもとで1回ごとに認定されるものです。測り方が違うため、2つを比べることはできません。
九段以上のレベルでは、1秒間に3回を超える速さで数が切り替わります。1つの数の表示時間は、九段で300ミリ秒、二十段では100ミリ秒です。この速さの点滅は、光過敏性てんかんのある方に発作を起こすおそれがあります。見ている人の中に光過敏性てんかんのある方がいる場合や、点滅する光で気分が悪くなる場合は、これらのレベルを使わないでください。
Kaniの練習問題では、これらのレベルを始める前に必ず注意を表示します。1つの数の表示が0.18秒未満になる十二段からは、チェックを入れないと始められません。数は決まった枠の中に表示し、動きや光る効果、音はつけていません。このページの見本問題は、点滅させずに文字で掲載しています。
検定協会の基準は、1桁3口を5秒の20級から始まり、ネット検定では飛び級ができません。初めて受ける人が20級より上から始められるかどうかは、確認したページには書かれていませんでした。受験を申し込む教室や実施先に確かめてください。
Kaniで練習する場合は、合いそうなグループのページを開き、1つのレベルを解いてみて、その結果で次のレベルを決めるのがおすすめです。10問中7問以上正解なら1つ上のレベルを、5問未満なら1つ下のレベルを試してみてください。
そろばんを習っていて、フラッシュ暗算は初めてという場合は、1桁で繰り上がりのない最初のグループから始めると取り組みやすいでしょう。2桁のたし算を暗算でできる場合は、繰り上がりが始まる10級を試してみてください。練習は無料なので、1回に2〜3のレベルを試すのが、合うレベルを見つけるいちばんの近道です。
Kani Mathは、暗算とそろばんの毎日の練習アプリです。検定の講座や検定対策用の教材ではありません。
Kani Mathは、日本フラッシュ暗算検定協会、全国珠算教育連盟(全珠連)、日本珠算連盟(日珠連)、その他のいかなる検定団体とも提携しておらず、承認や許諾も受けていません。このページの級・段位は、検定協会が公表している基準を参考にした練習用のもので、「Kaniの練習用設定」と表示した行の数値はKaniが決めたものです。問題はすべてKaniが作成しており、練習の結果は検定の認定ではありません。「フラッシュ暗算」は権利者の商標です。試験の内容は変わることがあるため、受験の際は実施団体の最新の案内を確認してください。