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暗算検定1級・準1級の模擬試験と練習問題

1級は、日本珠算連盟(日珠連)の暗算検定で級の最上位にあたります。みとり暗算は3けたの数が10口になり、準1級と1級の公式の見本問題では、ここで初めてひき算の口が入ります。かけ暗算は実法合わせて5けた、わり暗算は法商合わせて5けたに上がります。法商は、わる数と商のけた数の合計で、わられる数は数えません。準1級は2級と1級のあいだの級で、1級の上には別の試験として暗算の段位認定試験があります。

  • 全80問
  • 制限時間は全体で12分
  • 合格点400点(500点満点)
  • 3けた10口・ひき算の口あり(見本問題)

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1級か準1級を選ぶと、模擬試験がその出題基準どおりに80問そろった1回分の問題を作ります。10口のみとり暗算には、ひき算の口も入ります。本番と同じ12分で計っても、時間を計らずに解いてもよく、どの問題から答えてもかまいません。採点はみとり暗算1問10点、かけ暗算・わり暗算1問5点で、合格点の400点に届いたかどうかを判定します。練習用の問題で、公式の検定問題ではありません。

公開されている出題基準どおり

公開されている出題内容と見本問題に合わせて、問題数・けた数・問題の形をそろえています。始めるたびに新しい問題を作ります。

本番と同じ制限時間

級は全体で12分、段位は3分・3分・4分。慣れるまでは時間制限なしでも取り組めます。本番と同じように、どの問題から解いても構いません。

本番と同じ方法で採点

1問ごとの配点、合格点や到達した級、段位では最も低い種目で段位が決まるルールまで再現し、間違えた問題を正解と並べて表示します。

公式の出題内容

1級の出題内容(日珠連)

種目問題番号出題内容配点
A みとり暗算1〜20番3けた10口30字(3けたの数を10口)。公式の見本問題では20問中8問にひき算の口がある200点(1問あたり10点)
B かけ暗算21〜50番実法合わせて5けた。公式の見本問題では3けた×2けたと2けた×3けた(例:607×38、24×480)150点(1問あたり5点)
C わり暗算51〜80番法商合わせて5けた。公式の見本問題では2けたでわって商3けた、または3けたでわって商2けたで、わられる数は4〜5けた(例:24,440÷65、6,090÷210)150点(1問あたり5点)
問題全体80問3種目まとめて12分(一括施行)。どこから計算してもよい500点満点、400点で合格

種目ごとの配点は公式の見本問題に印刷された合計で、1問あたりの点数はそこから割り出したものです。ひき算の口のある問題の数は公式の見本問題で数えたもので、どの級でひき算が出るかは規定には書かれていません。

準1級の出題内容(日珠連)

種目問題番号出題内容配点
A みとり暗算1〜10番3けた7口21字(3けたの数を7口)。2級と同じ形100点(1問あたり10点)
A みとり暗算11〜20番3けた10口30字(3けたの数を10口)。公式の見本問題では10問中4問にひき算の口がある100点(1問あたり10点)
B かけ暗算21〜35番実法合わせて4けた。公式の見本問題では2けた×2けた75点(1問あたり5点)
B かけ暗算36〜50番実法合わせて5けた。公式の見本問題では3けた×2けたまたは2けた×3けた75点(1問あたり5点)
C わり暗算51〜65番法商合わせて4けた。公式の見本問題では2けたでわって商2けた75点(1問あたり5点)
C わり暗算66〜80番法商合わせて5けた。公式の見本問題では3けたでわって商2けた、または2けたでわって商3けた75点(1問あたり5点)
問題全体80問3種目まとめて12分(一括施行)。どこから計算してもよい500点満点、400点で合格

出題基準では、かけ暗算・わり暗算とも、けた数の少ない問題と多い問題が15問ずつです。表の問題の形は公式の見本問題に出ているもので、見本問題ではけた数の少ないほうが先に並んでいます。配点は1級と同じく、種目ごとの合計から割り出したものです。

練習問題

下の練習問題は、公表されている出題基準に沿ってKani Mathが作成した1級の短縮版です。3けた10口のみとり暗算10問(うち4問にひき算の口あり)、3けた×2けたと2けた×3けたを混ぜたかけ暗算10問、2けたでわって商が3けたの問題と3けたでわって商が2けたの問題を混ぜたわり暗算10問を、1〜30番の通し番号で並べています。本番は20問・30問・30問の計80問です。準1級の形は、この練習問題ではなく模擬試験で出題されます。公式の検定問題ではありません。

1級・準1級練習問題

みとり暗算

  1. No.1159732637927971353367993104168
  2. No.2217180332925977346757609511547
  3. No.3833577975216902921632582627202
  4. No.4232618688597416102257245849926
  5. No.5142285−142385472809−362827−830873
  6. No.6175888560710587416117649846495
  7. No.7562435−307−477448−129503838908948
  8. No.8385266−412201937−714−112317165385
  9. No.9592−102149880−412−794231−195233444
  10. No.10737474932628568313589853939452

かけ暗算

  1. No.11167 × 98 =
  2. No.12285 × 14 =
  3. No.13943 × 69 =
  4. No.14910 × 66 =
  5. No.15647 × 20 =
  6. No.1630 × 657 =
  7. No.1751 × 230 =
  8. No.1868 × 636 =
  9. No.1933 × 865 =
  10. No.2043 × 673 =

わり暗算

  1. No.2135,297 ÷ 47 =
  2. No.2229,400 ÷ 75 =
  3. No.2336,331 ÷ 47 =
  4. No.2420,300 ÷ 25 =
  5. No.2522,104 ÷ 24 =
  6. No.2615,910 ÷ 370 =
  7. No.2714,976 ÷ 624 =
  8. No.2826,676 ÷ 702 =
  9. No.294,452 ÷ 212 =
  10. No.3063,140 ÷ 820 =
解答
  1. 5,411
  2. 5,401
  3. 6,467
  4. 4,930
  5. 2,459
  6. 5,443
  7. 3,729
  8. 1,418
  9. 1,026
  10. 6,485
  11. 16,366
  12. 3,990
  13. 65,067
  14. 60,060
  15. 12,940
  16. 19,710
  17. 11,730
  18. 43,248
  19. 28,545
  20. 28,939
  21. 751
  22. 392
  23. 773
  24. 812
  25. 921
  26. 43
  27. 24
  28. 38
  29. 21
  30. 77

採点と合格点

配点は6級以上のすべての級と同じです。公式の見本問題では、みとり暗算20問で200点、かけ暗算30問で150点、わり暗算30問で150点で、1問あたりに直すと10点・5点・5点です。合格点は400点です。

1級のみとり暗算は、1問で30字を計算して10点です。一方、実法合わせて5けたのかけ暗算は1問5点です。10口の問題を2問残すと、かけ暗算を4問残すのと同じだけ失点します。

100点分の余裕は、みとり暗算10問、かけ暗算・わり暗算20問、またはその組み合わせに使えます。みとり暗算を16問までしか解けなくても、ほかの問題が全問正解なら460点です。

準1級も同じ配点で、合格点も400点です。

このレベルで変わること

  • みとり暗算は7口から10口に増えます。3けた10口30字なので、1問で30字を計算します。1口のけた数は3級からずっと3けたのままで、級が上がるにつれて口数だけが増えてきました。
  • 公式の見本問題では、ここで初めてひき算が出てきます。1級では10口の問題20問中8問、準1級では10問中4問にひき算の口があります。たとえば見本問題には、632、140、837、−615、−397、184、756、−508、−924、209という10口の問題があり、答えは314です。10級から2級までの見本問題には、ひき算の口のある問題はありません。
  • かけ暗算は実法合わせて5けた、つまりかけられる数とかける数を合わせて5けたです。見本問題には3けた×2けた(607×38=23,066)と2けた×3けた(24×480=11,520)の両方があり、けた数の多いほうがかけられる数になることも、かける数になることもあります。
  • わり暗算は法商合わせて5けた、つまりわる数と商を合わせて5けたです。公式の見本問題では、2けたでわって商が3けた、または3けたでわって商が2けたになっています。見本問題のわられる数は4〜5けたで、24,440÷65=376、35,778÷534=67、7,446÷73=102、6,090÷210=29などが出ています。
  • これらのわり算で気をつけたい点は2つです。102は商の途中に0が入ること、210はわる数が0で終わることです。

時間配分

制限時間は80問で720秒、平均すると1問9秒のままです。ただし、みとり暗算は1問30字になり、公式の見本問題には途中でたし算からひき算に切り替わる問題もあります。

試算してみます。かけ暗算・わり暗算を1問7秒で解くと60問で420秒、みとり暗算に残るのは300秒です。10口の問題1問に15秒、1口あたり1.5秒になります。

1問6秒なら、かけ暗算・わり暗算は360秒で済み、みとり暗算は1問18秒、1口あたり1.8秒です。ひき算の口はたし算のリズムを崩すので、時間配分を考えるときは、いちばん時間のかかる口として見積もっておきましょう。

時間が足りなくなったら、配点をもとに判断します。やり残したみとり暗算は1問10点、かけ暗算は1問5点の失点なので、残りの時間で確実に正解できるほうを選びましょう。

準1級は時間に少し余裕があります。みとり暗算の半分は7口で、かけ暗算・わり暗算の半分は2級と同じ4けたの大きさだからです。

全珠連の暗算検定との違い

全国珠算教育連盟(全珠連)の級も1級が最上位です。全珠連の試験は乗暗算・除暗算・見取暗算の3種目を別々に計り、各3分・各100点満点で、合格には全種目で70点以上が必要です。

全珠連は級ごとの出題内容をウェブサイトで公開していないため、全珠連1級の問題の形を、このページの日珠連の形と比べることはできません。なお全珠連では、小数が出るのは段位だけで、級には出ません。

1級より上のしくみも違います。日珠連の段位は1枚の問題で、種目ごとの得点を90〜290点の表に当てはめて段位を決めます。全珠連は段位の各種目が200点満点で、3種目すべて70点以上で準初段、190点以上で十段です。

2026年9月現在、全珠連は級の検定を毎月、段位の検定を年6回(1月・3月・5月・7月・9月・11月)行っています。

練習の進め方

  1. 本番より先にひき算に慣れる

    見本問題でひき算の口が出てくるのは準1級と1級なので、2級から上がってきた人は、時間を計ってひき算の口を計算した経験がないかもしれません。10口の中にひき算の口を1〜2口入れるところから始め、このページで紹介した見本問題の例のように4口まで増やしていきましょう。

  2. けた数ではなく口数を伸ばす

    1口のけた数は3級から3けたのままです。7口から8口、9口、10口と、それぞれの口数で正確さを保てるようになってから次へ進みます。

  3. かけ暗算は2つの形を混ぜて練習する

    607×38と24×480は同じ大きさの問題ですが、解いたときの感覚はかなり違います。どちらの形も毎回の練習に入れておけば、本番で戸惑いません。

  4. 0を含むわり算を練習する

    7,446÷73=102のように商の途中に0がある問題や、6,090÷210=29のようにわる数が0で終わる問題を集めて、短い練習セットを作っておきましょう。

  5. 段位を見すえる

    段位のかけ暗算は60問を3分で解く試験で、1級と同じ実法合わせて5けたから始まり、6けた・7けたへと進みます。1級を時間に余裕をもって解けるようになったら、段位が現実的な次の目標になります。

よくある質問

みとり暗算でひき算が出るのは何級からですか。
公式の見本問題では、準1級(10問中4問)と1級(20問中8問)の10口の問題からです。10級から2級までの見本問題には、ひき算の口のある問題はありません。ひき算がどの級から出るかは規定に書かれていないため、これは決まりではなく、見本問題に見られる形です。
「法商合わせて5けた」では、どんなわり算が出ますか。
わる数と商のけた数の合計が5けたで、わられる数は数えません。1級の見本問題では、2けたでわって商が3けた(24,440÷65=376、7,446÷73=102)、または3けたでわって商が2けた(35,778÷534=67、6,090÷210=29)です。わられる数は、数字によって4けたにも5けたにもなります。
1級ではかける数が3けたになることもありますか。
あります。実法合わせて5けたには3けた×2けたと2けた×3けたの両方が含まれ、公式の見本問題にも607×38と24×480のように両方が出ています。
1級は下の級と採点のしかたが違いますか。
違いません。6級以上のすべての級と同じく、80問・12分・500点満点・合格点400点です。難しくなるのは問題の中身で、採点は変わりません。
1級に合格したら、次は何を受けますか。
日珠連の暗算段位認定試験(暗算段位)です。1枚の問題で準初段から十段までの13の段位を決める別の試験で、3種目それぞれに制限時間(3分・3分・4分)があり、かけ暗算は1級と同じ実法合わせて5けたから始まります。詳しい出題内容は段位のページで説明しています。
1級はいつ、どこで受けられますか。
2026年9月現在、日珠連の級の検定は6月・10月・2月の統一日程で行われています(月は地域の商工会議所や珠算連盟によって異なることがあります)。級には随時試験の制度もあります。ただし、暗算検定を実施している商工会議所は多くないので、計画を立てる前に地元の商工会議所やそろばん教室に確認してください。

出典

Kani Mathは、日本珠算連盟(日珠連)、全国珠算教育連盟(全珠連)、日本商工会議所、その他のいかなる検定団体とも提携しておらず、承認や許諾も受けていません。このサイトの練習問題と模擬試験は公表されている出題内容に沿って作成したもので、公式の問題ではありません。模擬試験の結果は検定の認定ではありません。「フラッシュ暗算」は権利者の商標です。試験の内容は変わることがあるため、受験の際は実施団体や試験会場の最新の案内を確認してください。

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