無料の模擬試験

暗算段位の模擬試験と練習問題

日本珠算連盟(日珠連)の暗算の試験は、1級より上になると形が変わります。暗算の段位認定試験(暗算段位)は、1枚の問題で準初段から十段までの13段階の段位を判定する試験です。3つの種目にはそれぞれ制限時間があり、段位も種目ごとに決まります。暗算総合の段位は、3種目のうち最も低い段位です。

  • 3種目・全150問
  • 制限時間は3分・3分・4分
  • 各種目90〜290点で段位判定
  • 総合は最も低い種目の段位

無料・登録不要・ダウンロード不要

段位(全段位共通の問題)

3種目150問・制限時間3分+3分+4分・各種目90〜290点で段位を判定

制限時間

アプリを入手

模擬試験では、公表されている出題基準どおりに段位の問題を1回分まるごと作ります。かけ暗算60問、わり暗算60問、みとり暗算30問をそれぞれ3つの区切りで出題し、みとり暗算にはひき算の口やマイナスになる答えも入ります。各種目を公式の制限時間(3分・3分・4分)で計っても、時間を計らずに解いてもかまいません。終わると、種目ごとに90〜290点の表で段位を判定し、最も低い種目の段位を総合の結果として表示します。本番と同じ決め方です。採点は上で説明した均等配点(かけ暗算・わり暗算1問5点、みとり暗算1問10点)で行います。練習用の問題で、公式の検定問題ではありません。

公開されている出題基準どおり

公開されている出題内容と見本問題に合わせて、問題数・けた数・問題の形をそろえています。始めるたびに新しい問題を作ります。

本番と同じ制限時間

級は全体で12分、段位は3分・3分・4分。慣れるまでは時間制限なしでも取り組めます。本番と同じように、どの問題から解いても構いません。

本番と同じ方法で採点

1問ごとの配点、合格点や到達した級、段位では最も低い種目で段位が決まるルールまで再現し、間違えた問題を正解と並べて表示します。

公式の出題内容

かけ暗算:60問・制限時間3分

問題番号問題の形実法合わせて
1〜20番2けた×3けた(10問)、3けた×2けた(10問)5けた
21〜40番3けた×3けた(16問)、2けた×4けた(2問)、4けた×2けた(2問)6けた
41〜60番3けた×4けた(10問)、4けた×3けた(10問)7けた

4けた×4けたの問題はありません。数はすべて単位のつかない無名数です(全問無名数)。

わり暗算:60問・制限時間3分

問題番号わる数と商法商合わせて
1〜20番2けたでわって商3けた(10問)、3けたでわって商2けた(10問)5けた
21〜40番3けたでわって商3けた(16問)、2けたでわって商4けた(2問)、4けたでわって商2けた(2問)6けた
41〜60番3けたでわって商4けた(10問)、4けたでわって商3けた(10問)7けた

わる数と商のけた数の合計は、20問ごとの区切りで5けた・6けた・7けたと決まっています。わられる数は数えません。公式の見本問題に小数は出てきません。

みとり暗算:30問・制限時間4分

問題番号口数とけた1問の字数
1〜10番4桁揃い10口(10口すべてがちょうど4けた)40字
11〜20番6桁揃い10口(10口すべてがちょうど6けた)60字
21〜30番8桁揃い10口(10口すべてがちょうど8けた)80字

「揃い」は、すべての口が同じけた数であることを表します。2018年の公式の見本問題ではこの種目にひき算が含まれ、300口のうち48口がひき算の口、30問中3問は答えがマイナスです。

段位の合格点:各種目で必要な点数

段位読み各種目に必要な点数
準初段じゅんしょだん90点
初段しょだん100点
準二段じゅんにだん110点
二段にだん120点
準三段じゅんさんだん130点
三段さんだん140点
四段よだん160点
五段ごだん180点
六段ろくだん200点
七段ななだん220点
八段はちだん240点
九段くだん260点
十段じゅうだん290点

日珠連の段位のページはこの点数を示していますが、満点は書かれていません。検定を実施している鹿児島商工会議所は、暗算の各種目を300点満点とし、この表を合格基準として示しています。日珠連は準弐段・弐段・準参段・参段とも表記しています。

練習問題

下の練習問題は、公表されている出題基準に沿ってKani Mathが作った段位の短縮版です。かけ暗算6問、わり暗算6問、みとり暗算6問で、各種目の3つの区切りから2問ずつ選んでいるので、どの種目にも3つの区切りすべての問題が入っています。本番は60問・60問・30問です。みとり暗算の6問にはどれもひき算の口がありますが、答えがマイナスになる問題は入っていません。公式の2018年の見本問題では30問中3問の答えがマイナスで、模擬試験では毎回3問出題されます。制限時間から割り出した平均のペースなら、かけ暗算6問は18秒、わり暗算6問は18秒、みとり暗算6問は48秒で解くことになります。公式の検定問題ではありません。また、Kani Mathはどの検定団体とも提携していません。

段位練習問題

かけ暗算

  1. No.124 × 826 =
  2. No.2259 × 88 =
  3. No.3501 × 971 =
  4. No.4218 × 870 =
  5. No.5122 × 4,456 =
  6. No.62,631 × 478 =

わり暗算

  1. No.721,216 ÷ 32 =
  2. No.837,278 ÷ 981 =
  3. No.995,976 ÷ 248 =
  4. No.10251,330 ÷ 613 =
  5. No.116,980,025 ÷ 975 =
  6. No.125,808,506 ÷ 6,362 =

みとり暗算

  1. No.136,2281,6885,3864,617−5,676−3,2385,4273,6741,8268,461
  2. No.146,7413,4555,153−8,501−1,2241,5822,2661,6709,4817,505
  3. No.15235,501849,006−841,152−100,697299,961327,638−586,222230,060519,775412,199
  4. No.16270,233528,328328,204512,541829,474267,735693,350444,044809,978−617,391
  5. No.1732,495,558−23,521,69762,541,16087,103,87499,997,09465,300,73310,636,50343,671,55880,928,51130,657,326
  6. No.1892,766,14891,391,691−26,696,18723,021,79015,013,063−70,522,18487,425,23015,055,32449,510,73730,873,265
解答
  1. 19,824
  2. 22,792
  3. 486,471
  4. 189,660
  5. 543,632
  6. 1,257,618
  7. 663
  8. 38
  9. 387
  10. 410
  11. 7,159
  12. 913
  13. 28,393
  14. 28,128
  15. 1,346,069
  16. 4,066,496
  17. 489,810,620
  18. 307,838,877

採点と合格点

段位は種目ごとに、得点を「段位の合格点」の表に当てはめて決まります。準初段が90点、初段が100点、そこから10点ずつ上がって三段が140点、その先は20点ずつ上がって九段が260点、十段は290点です。

暗算総合の段位は、3種目の段位のうち最も低いものになります。日珠連のよくある質問では、その段位を得るにはすべての種目で基準を満たす必要があるとされ、検定を実施している飯能商工会議所も、最も低い種目の段位で証書を発行するとしています。3種目の点数を合計して段位を決めるわけではありません。

たとえば、かけ暗算205点(六段)、わり暗算185点(五段)、みとり暗算140点(三段)なら、総合は三段です。ほかの2種目がどれだけ高くても、この結果は変わりません。

日珠連のページに満点の記載はありませんが、検定を実施している鹿児島商工会議所が示す各種目300点を問題数で均等に割ると、かけ暗算・わり暗算は1問5点、みとり暗算は1問10点になります。このページの模擬試験は、この配点で採点します。

この配点で計算すると、準初段の90点は、かけ暗算・わり暗算なら18問、みとり暗算なら9問の正解にあたります。十段の290点は、60問中58問、または30問中29問の正解です。

日珠連のよくある質問によると、種目ごとの段位は直近5回の検定のあいだ有効で、別の回に取った種目の段位を組み合わせることができます。

このレベルで変わること

  • 制限時間が3つに分かれます。かけ暗算60問に3分、わり暗算60問に3分、みとり暗算30問に4分です。級の検定は1枚の問題全体で12分でしたが、段位は種目ごとに時間を計ります。
  • かけ暗算は1級と同じ実法合わせて5けたから始まり、さらに大きくなります。1〜20番が5けた、21〜40番が6けた、41〜60番が7けたです。いちばん大きい形は、3けた×4けたと4けた×3けたです。
  • わり暗算はわる数と商のけた数の合計で数え、区切りごとに5けた・6けた・7けたです。真ん中の区切りには、2けたでわって商が4けた、4けたでわって商が2けたという問題も、2問ずつ入ります。
  • みとり暗算は1問10口で、1つの問題の口はすべて同じけた数(区切りごとに4けた・6けた・8けた)です。2018年の公式の見本問題ではひき算の口も含まれ、30問中3問は答えがマイナスで、その一つは−2,800です。
  • 数はすべて単位のない無名数です。検定を実施している飯能商工会議所は、答えに3けたごとのカンマを付けるよう求めています。

時間配分

かけ暗算は60問を3分で解くので、1問3秒です。わり暗算も同じく60問を3分、1問3秒です。

みとり暗算は30問を4分で解くので、1問8秒、1口あたり0.8秒です。最後の区切りでは、8けたの数10口、合わせて80字を8秒で計算することになります。

種目ごとに段位が決まるので、目標も種目ごとに立てます。上で説明した均等配点で考えると、初段(100点)には、かけ暗算・わり暗算なら20問の正解が必要で、3分の中で9秒に1問のペースです。みとり暗算なら10問の正解で、4分の中で24秒に1問のペースです。

どの種目も問題番号が進むほど問題が大きくなるので、かけ暗算・わり暗算の1〜20番がいちばん短時間で点を取れる問題です。準初段や初段をねらうなら、まずここを確実に正解する作戦が立てられます。

全珠連の暗算検定との違い

全国珠算教育連盟(全珠連)の暗算検定にも準初段から十段までの段位がありますが、基準が違います。乗暗算・除暗算・見取暗算の3種目はそれぞれ3分で、各200点満点です。

全珠連では、3種目すべてで70点以上を取ると準初段、点数が上がるほど上の段位になり、十段は190点以上です。全珠連本部の情報で確かめられるのはこの2つの基準だけなので、このページではそのあいだの点数を載せていません。

全珠連の段位には小数が出ますが、級には出ません。また全珠連は、級や段位ごとの出題内容をウェブサイトで公開していません。

2026年9月現在、全珠連の段位の検定は年6回(1月・3月・5月・7月・9月・11月)行われ、暗算の段位は2024年7月21日の第422回から文部科学省の後援を受けています。日珠連の段位認定試験は6月・10月・2月に行われます。

練習の進め方

  1. 総合の段位を決めている種目を見つける

    総合の段位は最も低い種目で決まるので、3種目を別々に計り、どの種目が総合の段位を決めているかを確かめます。いちばん弱い種目が20点上がれば総合の段位が上がることがありますが、いちばん強い種目を40点上げても総合は変わりません。

  2. 1問3秒のリズムで練習する

    同じ区切りのかけ暗算かわり暗算を20問、60秒で解く短い練習を繰り返しましょう。時間を計らずに長く練習するより、本番のリズムに近づけます。

  3. 揃いの10口とマイナスの答えに慣れる

    ちょうど4けた・6けた・8けたの10口に、ひき算の口を混ぜて練習します。答えがマイナスになる問題も入れておけば、本番でマイナスの答えが出ても迷わず書けます。

  4. 答えは必ずカンマ付きで書く

    23,066や−2,800のように、3けたごとのカンマを練習のときから習慣にしておくと、本番で書き方に気を取られずに済みます。

  5. 直近5回の有効期間を活かす

    種目ごとの段位は直近5回の検定のあいだ有効なので、3種目を一度に上げようとするのではなく、回ごとに1種目ずつ伸ばす計画も立てられます。

よくある質問

段位は3種目の合計点で決まりますか。
いいえ。種目ごとに90〜290点の表で段位を判定し、暗算総合は3種目のうち最も低い段位になります。かけ暗算が六段、わり暗算が五段、みとり暗算が三段なら、総合は三段です。
得意な種目の段位を残して、苦手な種目だけ受け直せますか。
日珠連のよくある質問によると、種目ごとの段位は直近5回の検定のあいだ有効で、別の回の結果を組み合わせられます。かけ暗算の良い結果を残したまま、わり暗算やみとり暗算を伸ばしていくことができます。
答えにカンマは必要ですか。
検定を実施している飯能商工会議所は、1,234,567や−2,800のように3けたごとにカンマを付けるとしています。受験する会場の指示にも従ってください。
みとり暗算の答えがマイナスになることはありますか。
あります。2018年の公式の見本問題では、300口のうち48口がひき算の口で、30問中3問の答えが0より小さく、その一つが−2,800です。マイナス記号も答えの一部です。
4けた×4けたのかけ算は出ますか。
出ません。いちばん大きいかけ算は41〜60番の3けた×4けたと4けた×3けたで、合わせて7けたです。同じ区切りのわり暗算は、3けたでわって商が4けた、または4けたでわって商が3けたです。
暗算の段位とそろばん(珠算)の段位は同じ試験ですか。
別の試験です。2010年6月から珠算段位と暗算段位は別々に受験するようになり、どちらか一方だけでも、両方でも受けられます。現在の暗算段位の出題基準は2011年度から使われていて、日珠連が暗算の検定を段位とともに始めたのは1974年です。
日珠連と全珠連の段位は比べられますか。
基準が異なります。日珠連は各種目の得点(検定を実施している商工会議所によると300点満点)を90〜290点の表で判定し、全珠連は各種目200点満点で、3種目すべて70点以上で準初段、190点以上で十段です。このページでは両者を換算していません。

出典

Kani Mathは、日本珠算連盟(日珠連)、全国珠算教育連盟(全珠連)、日本商工会議所、その他のいかなる検定団体とも提携しておらず、承認や許諾も受けていません。このサイトの練習問題と模擬試験は公表されている出題内容に沿って作成したもので、公式の問題ではありません。模擬試験の結果は検定の認定ではありません。「フラッシュ暗算」は権利者の商標です。試験の内容は変わることがあるため、受験の際は実施団体や試験会場の最新の案内を確認してください。

Kani Mathは子ども向けの無料暗算トレーニングです。今も、これからもずっと無料です。

App StoreとGoogle Playで配信中。ウェブ版はkani-math.comから。